教習所ツーリング（レポート）

というわけで昨日は教習所主催のツーリングに参加してきました。

8:30集合なので時間ギリギリに教習所に到着。しかし、私はちゃんと走れるのだろうか。そもそも「初心者向け」と謳っているけど本当に本格的な初心者が参加して本当に大丈夫なのだろうか。という不安は拭えず。教習所の駐輪場には何台かバイクが停まっていて、女性の姿も見えた。良かった、女の人もいるんだ。ちょっと安心。「中で待っててください」と言われて建物に入ると、最後の方の教習の時に担当だった教官（女性）が「お、ちゃんと寒くない格好で来た？」と声をかけてくれた。「上着は大丈夫ですけど下は…」スパッツをはこうか、持ってこようか迷ったのだが、暑いのもイヤだし荷物が入らなかったので結局やめてしまった。「カッパは？」「持ってます」「じゃぁ寒くなったらそれはいちゃえばいいよ」ん～、でも大丈夫そうな気がする（ホラ私はいつも夜中にソレで走ってるから）。

 

 

 

 

参加の皆さんのバイク（一部）

ルート説明などをするので一度教室に集まる。今回の参加は11人らしい。プラス引率の教官が2人。「運転に自信のない人！」「ハイ！」真っ先に手ぇあげてやった。他にも何人か手を上げていた。「じゃぁ、女性の方を前にして、順番は…」私はなぜか5番目だった。イヤイヤ、女性が先って言うなら私3番目でいいじゃん（女性は全部で3人。他の2人のバイクは多分250cc）。…まいっか。
説明が終わり、出発前にみんなで写真を撮るというのでバイクを…動かそうと思ったら、もう既にみんな並んでる！早っ（汗）つーか、私、出せないじゃん。←私の後ろにみんな並んでるし。見かねて教官が出してくれました。自分のバイクさえ満足に扱えないんですか私は。
で、写真を撮ったらすぐに出発！なのだが…ま、待ってえぇ（汗）私のバイクは撮影の時後ろに並べられたので、前の人たちが道を塞いでて5番目に出るなんて無理です！両側にもいるので完全に出られないし…。というわけで私は後ろから3番目になってしまった。ええん（泣）。←後ろは慣れてる人&でかいバイクなので私がここにいるのはおかしい。しかも、少し行った先でR1バイパスに乗るのだが、手前の信号で私の前で隊列がブッちぎれた！ぇっ、私先頭！？この信号が青になってもその先のバイパスで追いつくなんて絶対無理。後ろの人たち（大型でフルカウル←車種はなんだかわからん）だったら可能かもしれんが…しかもルートが…。R1降りて県道64号に入った先のセブンに入って隊列を直すって言ってたけど…確かあそこ一度通ったことあったけど、ぐるぐる回っててわけわかんなかった気がする。てゆーか、降りるのは大井川渡ってから？渡る前？誰か～～～～（泣）必死で前の車に離されないように走りながら、マジ泣きそう。後ろの人たち先に行ってくれないかなぁ、でもどーすればその意志が通じるのかわからん。バイパス乗る前の信号待ちで「先に行ってください」って言えば良かった～。

と、泣き言を言ってもしょーがないのでとりあえず突っ切った。曲がるとこがよくわかんないからミラーを見ながら後ろの人のウィンカーを頼りに（最悪）。セブンに到着してから「大丈夫でした？」と後ろの教官に聞かれた。「大丈夫じゃないですっ、道がわかんなくて」「そーゆう時は、左に寄せて少しスピード落とすといいよ。そしたら先に行くから」そーゆうことは出発前に言ってくれ～。
しかも「コレ新車？」「そーです」「思い切ったね～」どういう意味でしょう。「ダルマタイヤさんは急ブレーキかけないようにね」「300kmくらい走ってますけど」「まだまだだね」レッドバロンの兄ちゃんは、100kmくらいは気をつけろって言ってたけど、本当はどのくらい走れば大丈夫なんだろう。
そして出発。さっきは私の後ろにいたフルカウルの赤いバイクの人（ん～車種はなんだろう。R1とか書いてあったけど）が前に行って私の面倒を見てくれることになった。スミマセン本当に。山に入っていくと景色が良い…のだが、そんなのを見てる余裕があるわけもなく。前についてくのに必死です。まだ広くて直線の道路なら良いのだが、だんだん道幅も狭く、コーナーも多く、アップダウンも激しくなってくる。いやああぁぁぁ（泣）。なんか既に腕イタイし。観光目的の車が多く、道幅の狭いところがあるので片側交互通行を実施していらっしゃるらしく、何度も止められた。狭い道で対向車が来ないのは良いが、時間かかるなぁ。
途中の道の駅「フォーレなかかわね茶茗舘」で休憩。一緒に参加している女性の方と話をする。ふたりとも主婦らしく、免許を取ったのは今年になってからで、教習所主催のレディースメカニックスクールで知り合ったらしい。他にも仲間がいるらしく、一緒にツーリングをしていたりするようだ。でもガンガン走るのは苦手で、近場でいいからゆっくり走って美味しいもの食べて帰ってくる、くらいなのがいいらしい。ほぅ。私は何がいいんだろう←ガンガン走って遠くに行ってキャンプとかもしたいかも。でもまだ長い距離だと疲れるから（既にここまでで疲れてるし）、近場でもいいけどね。

そんな感じで15分程休憩したら出発。腕とか内腿とか痛いんですけど。まだ目的地にも到着してないのに、こんなんで帰りは大丈夫なのかなぁ？
そして30分くらい走って長島ダムに到着。ここでみんなで写真撮影&休憩。

 

 

 

 

まだちょっと紅葉には早かったらしい。

あまりにもお腹が空いたので私は持って行ったチョコを食べる。さっき話した女性の（や）さんに「CBかっこいいねー、いいな、400」と言われた。「ホントはW400とか欲しかったんですけどね～」と言ったら「あ～、わかる！」と言われた。彼女はエストレヤに乗っているが「私最初はホーネット買うって決めてたんだけど、足つきがこっちの方が良かったからこっちにしちゃった」だそうな。う～んやっぱ足つきは大事なんだねぇ←彼女は私より背が低かった。
「そろそろ出発するけど、ナミさん、前の方に来る？」と、先導の教官に言われた。この先は今までよりももっと道幅狭くて勾配きつくてコーナーもきついとのこと。「行きます」というわけで私は前から4台目に。突然割り込んでごめんなさい★というわけでダムを出て最終目的地寸又峡を目指す。
…のだが。

ああぅっ（汁）

やったよ、やっちまったよヤバイよ！！←立ちゴケした。
ダムの見える道の駅を出て、本線（？）に戻るため丁字路を右折しようとした。私の前の人までは出たのだが、車が来たのでブレーキをかけた。ら、「ヤバイっ！」なんとかもってくれ頼むもってくれ頼むよコバさんお願い倒れないで倒れないでああもうダメだ

倒しました。

左側に倒れたのだが隣に停まっていたバイクに当たらなくて済んだのが不幸中の幸い。というか隣のバイクギリギリに倒れたので起こそうにも私が入るスペースがない。どうする！？と考えている一瞬の隙に、後ろにいたみなさんがわらわらわらっとバイクを降りてコバさんの周りに集まって、「せーの！」イッキに起こしてくれた。私はただ地面に落ちたタンクバッグを拾ってその様を見ているだけだった←情けない。何か（オイル？）がもれていたけどエンジンは大丈夫らしい。「エンジンガードってすごいな～」とみんな言っていた。ミラーもまたヘンな方向を向いた。そしてクラッチレバーもブレーキレバーと同じ形になった。後ろにいた教官が「あそこ（右折した先）までバイク動かすね」とコバさんを運んでくれた。ああホントスミマセン。
なんとか先に進むと私の前にいた教官と3人が待っていてくれた。「来ないからどうしたかと思った～」「いやぁそれがコケまして」ああもう恥ずかしい。だからやっぱこんな初心者は参加してはならなかったのでは。

それから約1時間、うひー、死ぬー！！めっちゃ狭い（狭いはまぁいいんだ、バイクだから←そういえば昔車で来て『もしまた車で来るなら小さい車でなきゃイヤだ』と思った覚えがあるぞ）し、コーナーきついし、上りはいいけど下りはマジ怖いー！！という道を走って寸又峡に到着。到着はいいのだが…駐車場に入れるのに、人がわらわら歩いてるとこをゆっくり走らなきゃいけないし、駐車場に入るのに「何！？この短く急でデコボコな下り坂。何！？このダート（駐車場自体が砂利というか石）」勢いがあればまだ良かったかもしれないが、私の前で停まってしまったので「また倒したらイヤだ」と思って坂を下りる前にバイクから降りて押して入った。ああ怖かった。

連休中日の観光地はめちゃめちゃ混雑していて、みんなで一緒にお昼を食べる予定だったが、待ち時間も長そうだったので「各自で」ということになった。私はさっきの女性2人と一緒に店を探した。どこも混雑していたが1軒だけちょっとすいてるところがあったのでそこに入った。中の座敷が結構空いていたので、一緒に参加している男性のみなさんも呼んで、10人で一緒に食事をした（アレ？ほとんど全員じゃん）。注文をして、店員のおばちゃんに「お名前は？」と聞かれたので「ヤマハです」と答えた。「やまは様ですね」
…大爆笑。
「確かにソレは合ってるけどさぁ」「ホンダさんとスズキさんとカワサキさんもいるよね」「あれ？ヤマハさんっていないっけ？」「おれ、おれヤマハ」「良かった～一応いて（笑）」「こんだけいてヤマハのバイク乗ってるのって１人だけなのか～」←ヤマハのスクールなのにね。
そんな感じでバイクの話をしつつ料理を待つ。私はよくわからんのでとりあえず聞いていた。

 

 

 

 

これが私の注文したとろろめし（600円）。

観光地にしては安いな～。と思った（他にもとろろそば、山菜そばなどあってだいたい600円。鹿刺定食は1600円と高値だったけど）のだが、え、めし、オンリー？普通コレに汁とつけものくらいはつくよね？そばを注文した人も、そばオンリーだった。ああ、やっぱ観光地価格なのね。しかもとろろを丼のふちにつけたまま持ってくるなよ。それに「先に会計すいません」って、食べてる最中に金集めに来るなよおばちゃん。うちらの横では「もうずっと待ってるのに、どうして後で注文した人たちが食べ終わって帰ってるのに、私たちの分は出てこないのよ！！」と怒ってる客がいる（そりゃ怒るわ）。オーダーが通ってなかったらしく、再び店員が確認に来た。客は更に怒った。そして「すぐ作ります！」と言って奥に引っ込んだら5分としないうちに料理が出てきた。「こんなにすぐできるんなら、どうしてもっと早くやってくれないの！」と客は怒り倍増。他の客はどん引き。うちらもアワアワ（怒りたい気持ちはわからなくもないが、他の客の気分を悪くさせるのはやめてくれ）。

そりゃ空いてるわ。この店。

そして店を出て、時間があるのでその辺をぶらぶらする。「アイス食べよう」と言われたので「のど渇いてるんだけどな～」と思いつつ食べることにする。

 

 

 

 

ここまできて普通のミルクじゃ面白くないから抹茶ソフト。

食べながらまた雑談。もう１人の女性の参加者（ま）さん（乗ってるバイクはなんだかわからないんだけど、スズキの小さいのでタンク容量が7Lしかないって言ってた）は子供がいて、親子バイクスクールとかにも参加しているらしい。ふ～ん、みんないろいろやってんだなぁ。私も早く試験が終わらないかなぁ。
しかしここもまだ紅葉してないし、つり橋があるのでそっちの方に行ってもいいんだけどなんか疲れてぐったりなのでずっとベンチに座ってだらだらしていた。そしてまだ集合時間には少し早いけど、「私準備するの時間かかるから早く行こう」と（や）さんが言うので駐車場に戻る事に。しかし、そこには既に何人も集まっていた。みんな早いよ（笑）。

 

 

 

 

駐車場の様子（全部のバイクが写ってるのでは）←大きくなります

そしたら教官2人がやってきて「ミラー直しましょう」と言う。「工具は？バンの中？」←教習所のバンが何かあった時のために後ろをついてきている。「イヤ、新車だったら車載工具があるでしょう」「エ、それはシートを外せってことですか？」「その通り」…面倒なんだよね～。「シート外すとレインウェアが飛び出してくるんですよ」←無理矢理つっこんだから。「またまた～。押入れじゃないんだから」イヤでも本当だし。と思いつつシートを外す。意外とプレスされていて飛び出してこなかった。「工具ってコレですか？」←納車の時説明されたはずだが覚えていない。そして工具を出す。「お、レディースメカニックスクールだ」「自分でやるんですか？」「もちろん。ここをこう回せばいいんだな。」と教えてもらったので自分でやろうとしたがうまくできない。結局教官にやってもらった。ダメじゃん。
そして、（ま）さんと先導の教官は燃料がヤバイらしい。「給油してく？」と言っていたけれど、持ってきたガソリンがあるらしいのでそれを入れていた。いいな～。コバさんにも入れて←まだ1/3もなくなってないけど。

そうこうしているうちに集合時間になったので、出発…はいいのだが、この駐車場からバイクを出せない。非力な（笑）女性3名は教官に出してもらう始末（だってあんな砂利の上、絶対倒すし坂も上がれない）。そして来た道を戻り、次の休憩場所は「道の駅川根温泉」。
しかし。そこまでが長かった。14:30過ぎに寸又峡を出発して道の駅に着いたのが16:00。日が陰ってきてちょっと寒くなってきたし、渋滞だし、何しろこんなに長い時間走り続けたことはないし、腕だのケツだの痛いし。もう帰りたい～！！（イヤ今帰ってるよねぇ？）でも私はまだいいけど、前を走る（ま）さんや（や）さんはキツそうである。排気量小さいし、疲れがモロ出てめっちゃペースダウンしている。大丈夫か、ガンバレ。と思いながら私は走っていた←ヘタすると抜いちゃいそうだったので、それに合わせていたら腕に力が入っていたらしくて痛い。おまけになぜか首も寝違えたみたいになってて痛い。右後ろが見れない。安全確認ができないじゃないか！←たぶん昼食の時にストレッチしたのだがその時にやっちまったんだと思われる。

 

 

 

 

渋滞中。

やっと道の駅に到着。「足湯があるから浸かっておいで」と言われたが、足湯も大混雑していてそれどころではない。「クレープが美味しいよ」と言われたけどここも長い列。トイレも大混雑だし。も～★←でもトイレには行った。
お土産を買って帰ろうかと思ったけど、買っても持って帰れないので断念。これからはせめてネットでも持参しなければ…。
そして休憩も終わり、あとは教習所を目指すのみ！県道からR1バイパスに乗る…のだが、車が多くて怖ぇ～！！トラックを先に行かせて、後ろは？少し離れて黒いのが1台いる。左ナナメ前を走る（や）さんはちょっと迷ってるっぽい。でもここは入っとかんと。と思ったので私は先に本線に入った。そしたらその黒いプレリュードは結構飛ばして来てたらしく、ホーンを鳴らされた。

ハァ！？ふざけんな。

「ゆずりあい ありがとう」はどうした！！私も譲らずそのまま走り続けた（てゆーか片側1車線だし対向車もガンガン来るし、多少避けたところで抜けないんだけど。抜いても先も詰まってるし）。しばらく行ったらプレリュードはうちらを無理矢理抜いてったけど。やな感じ～。

1時間ほど走って教習所に到着。長かった～！！疲れた～！！（でもまだ家に帰らないといけないのよね）
「さっき危なかったですね」と後ろを走っていた人に声をかけられた。「も～、ホント、合流こわかった～！」と（や）さん。「でもさっきのはあのプレリュードが悪いんですよ！ホーン鳴らすほど余裕があるなら譲ってくれたっていいのに」←これは私。「ですね～。暗いのにライトもつけてなかったし。」っとに。バイクをナメんなよ。
一度建物に入って、駐車場代を徴収された（予定外だったらしい）。200円と言われたが「150円か万札しかないんですけど」と言ったら「じゃぁ150円でいいよ」とまけてもらった。ラッキー★
そして最後に教官から「皆さん無事に帰って来ることが出来て良かったです。ま、立ちゴケはあったけどね」！「すいませんでした！（汗）」ああもうっ。しかし、後ろからバンでついてきてた先生（？教習の時は見たことなかったけど）が「でも、あの時はみなさん素早くバイクから降りてすぐに起こして、すごいチームワークだな～と思いましたよ」そう、みんな早かった。「まぁこれが女性だったからでしょうけど、もしこれが○△さん（参加者の男性）だったら誰も行かなかったんじゃないかなぁ？」みんな爆笑。てゆーか助けてくれたみなさんホント、ありがとうございました←私、ちゃんとお礼も言ってないよ。ってここ見る人はいないだろうけどさ。

そして解散。すっごい疲れたけど、帰るのが惜しい気がする。また企画があったら参加しようかな。と思った。最初は怖かったけど、帰りは少しコーナー走るの上手くなったような気もしないでもないし（気のせいだろう）。景色を楽しむ余裕とか全然なかったから、今度はもうちょっと上手くなって余裕持って走れるようにしたいし。
家までの道程は、ひとり。みんなで走ってる時はすっげー気が楽だったのに、やっぱひとりだとコワイわ～！！←普段からだけど。「もー、いいからさっさと抜いてって！」って感じ。いつまでも後ろついて走るんじゃないわよ！（でも逆にスピード出してるのに無理に抜かれるとむかつく←特に小さい車に）

帰宅したらぐったりで、即寝→爆睡12時間。ユウ氏が仕事から帰ってきても、ご飯食べると言われても起きられず、結局翌朝まで寝てたらしい（笑）。