通勤デビュー 第1話

金曜日からセリカさんが入院して、金曜日と月曜日はユウ氏の車を借りて会社に行ったのだが、今日は本格的に車がないので（イヤ、代車はあるけどさ）コバさんで会社に行くことに。バイトへは行っていたのだが会社に行くのは初なのである。

会社にバイクで行くにあたって私は確認しなければならないことがあった。
1)駐輪場の場所
2)駐輪場への行きかた
この会社には既に4年半くらい通っているのだが（派遣なのに長っ）実は駐輪場がどこにあるのか私はよく知らなかった。なぜかと言うと私が駐車するよう指定されている駐車場は門のすぐそばなのだが、駐輪場は別の駐車場に隣接しているらしいのだ。おまけに会社内の道路もどうなっているかよくわからないのであった（妙にだだっ広い←田舎だからね。敷地が無駄にでかい）。

というわけで実は金曜日に（はふ）さんと上司の目を盗んで、お散歩がてら確認に（イヤ、（はふ）さんは知ってるんだけど、わざわざつきあってくれた←こんなバカげた企画に）行ったのであった。私がいつも停めている駐車場から更に奥に入り、右折して更に奥に入り、右折して駐車場を通り抜けた更に奥に駐輪場はあった。しかも

4台くらいしか停めれなくね？

…まぁいいわ。今の時間（午後イチ）で原チャが1台しか停まってないってことは多分他に使ってる人いないってことだろ。

そんなわけで確認終了。多分1kmくらいは歩いたと思う。てゆーか、こんだけ無駄に走らなきゃいけないってことはそれだけ朝早く家を出なきゃいけないってことか…（しかも構内制限速度20km/hとかだから飛ばせないし←多分飛ばしたりなんかしたら「スピード出すな！」って全社メールが回っちまう）。

しかもこの会社は構内に入る時に守衛さんに「入門証」なるものを見せなければならないのだ。どうやって！？
車だったらその辺にポンと置いといて、守衛さんのとこを通過するときにピッと出して見せれば良いのだが、バイクで通過するときはどうやって！？まず、どこに入門証を入れておく？すぐに取り出せるところ。そしてそれを通過しながら出して、見せることができるのか？停まれば良いのだが後ろに車がついていたら渋滞になってしまう←イヤバイクだからすみに寄せればいいんだけど。なんとか走りながら見せたいのだが、私は片手を離して運転することができない。アクセルを離すか、クラッチを離すか。どちらにしても、低速で安定させて素早くやらなければならない。大丈夫か。

そんなわけで、今日はコバさんで出勤（前置き長かったな）。いつもより20分早く出るつもりが、なぜかいつもと同じ時間になってしまった（遅刻だよ、オイ）。朝はやっぱり寒いなぁ。でも夜中よりはマシか…距離が短い（5kmくらい）のが救いか。入門証はジャケットのポケットにすっぽり入ったので良かった、けど、すんなり取り出すことができるんだろうか？

会社の門をくぐり、守衛所の前を通過、緊張の一瞬。一本橋を走る時のように低速で安定させて、片手でハンドルを持ち、もう片方の手でジャケットから入門証を出す…

クリア！！

↑しかし緊張しすぎててどっちの手でやったか覚えていない。
無事駐輪場に到着、コバさんのエンジンを切り、社内へ。10分遅刻。

あ～、朝から大仕事だった。疲れちゃった★