にわかライダー始動

というわけで免許を取りに行った後はすぐにユウ氏とバイクの引き取りにレッドバロンへ。
店に着くとその子は店先で私たちを待っていた。お待たせ、すぐに連れて帰るからねっ。
と、思ったのだが「じゃあこれから説明をしますので」マジで。それから30分以上、保険について、取扱い、ロードサービスの話なんかが続いた←しょーがないでしょ、必要なんだから。
難しい話はユウ氏に任せて（ダメじゃん）私はこれから家までこの子を連れ帰らなければならないと思うと、教習の時に似た胃の不快感が（汗）。

説明も終わり、さてこれから家まで乗って帰る…のだが、えぇと（汗）どーやって発進したっけか？倒さないように気を付けてスタンドを払い跨る。このくらい足が着くなら大丈夫そうだ←アンタ買う前に跨ってたよねぇ？エンジンをかけて発進…が、いきなりエンスト。しかも前輪が駐車場と道路の境の低くなってるとこにハマり、動かねぇ（汁）しかもその先は曲がりながら短い坂道を上がって信号待ち、更に坂道発進をしなければならない。どうしていいかわからなくなって立ち往生←まず降りろ。
信号の先はR1。既に夕方で交通量も多い。絶対ヤバいどーしよー、とわめいていたら「じゃあそっちの路地に行ったら」と反対側の狭い道を勧められた。こっちなら下りだからまだ大丈夫そうだ。どうか対向車が来ませんように。と願いながらやっとこさ本格的に始動。

ユウ氏の話によれば、レッドバロンの兄ちゃん「大丈夫かなぁ」と呟いていたらしい（そりゃそうだ）。まさか私が乗って帰るとは思ってなかったらしい。

路地を抜け通りに出…たいのだが交通量が多くなかなか出られない。しかもちょこっとしか間がないと「うまく発進できなかったらどうしよう」とビビって出られない。後ろからはユウ氏が援護射撃（ってゆーか単に車で帰るのに後ろついてきてるだけ）してくれるのでちょっとは安心なのだが、やはり周囲の交通に迷惑をかけてはならないと思うので必死である。でも転ぶわけにもいかないし…。というわけで信号待ちでのすり抜けは不可能。普通に車に乗ってるのと変わらないじゃないですか。

なんとか広い通りに出て、走り出す。教習所みたいにすぐに曲がったり停まったりしなくても良いのでシフトアップアップアップ。上り坂なのにガンガンスピードが出るよ？（出すな）てゆーかコレ何速まであるの？別に車に乗ってる時に「加速しねーなぁ」とか思ったことはなかったけど、バイクはそれ以上に加速がいいよ？発進も停止もスムーズだし。やっぱバイクの性能がいいからなのかしらね？
しかしやっぱり私はにわかライダー。カーブは苦手であった（こわいんだもん）。めっちゃスピード落として曲がってるし。セリカみたいに思うとおりに扱えるようになるにはまだまだかかるんだろうなぁ（当たり前だ。セリカにはもう7年半以上乗ってますからね）。

しかし、寒い！寒いよ！！教習の時と同じ格好をしていたんだけど、スピードは出てるしもう日が落ちてるし、こんな薄手の上着じゃ風邪引いちゃいますがな！！こないだ買ったジャケットを持ってくるべきだった。私は寒さをナメていた。

そんな感じで12kmの長旅が終わってなんとか自宅に到着。ハァ～疲れた。

そして駐輪場にバイクを入れ…るのだが、なんだこの無駄な段差は…。
私の力で押して上げるのは無理。しかし駐輪場自体にも傾斜があるので跨ったままだと倒しそうである。というわけでエンジンをかけ1速に入れて半クラを使いながら、この子に自力であがってもらうしかない。どうか倒しませんように。

なんとか駐車。そして速攻シートとロックがかけられた。

もう少しこの子を見ていたかったんだけど、この後また出かけなければならない用事があるので仕方ない。今日はお疲れ！これからよろしくなっ★